2024年9月23日、長崎大学坂本キャンパスにおいて「ワクチン学シンポジウム:サイエンスと公衆衛生をつなぐ」が開催されました。本シンポジウムは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)先進的研究開発戦略センター(SCARDA)の協賛を得て、長崎大学卓越大学院プログラム、ロンドン大学衛生・熱帯医学大学院(LSHTM)、および長崎大学感染症研究出島特区ワクチン研究開発拠点(VRDC)の共同開催となりました。
シンポジウムに続き、2024年9月24日から27日までの4日間にわたり、長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科(TMGH)とロンドン大学衛生・熱帯医学大学院(LSHTM)による「ワクチン学短期コース Vaccinology: Science and Public Health 」が実施されました。こちらも長崎大学卓越大学院プログラム、長崎大学感染症研究出島特区ワクチン研究開発拠点(VRDC)との共同開催です。
本シンポジウム、および短期コースでは、ワクチン学に関する科学的側面と公衆衛生的側面を幅広く取り扱い、ワクチン開発や安全性、パンデミックへの備えなどについての議論が行われました。
シンポジウムには82名、短期コースには31名が参加し、国内外からワクチンおよび予防接種に関する研究、開発、疫学、政策立案・実施に関わる専門家や研究者が集まりました。さらに、世界的に著名な研究者にもご参加いただきました。
長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科(TMGH)の学生たちはポスターセッション等を通じて参加者からの意見を求めました。
大変充実した時間を過ごすことができ、大盛会のうちに幕を閉じました。
今後も長崎大学感染症研究出島特区ワクチン研究開発拠点(VRDC)は、このような取り組みを通じて、より安全で効果的なワクチンの開発を目指し、地域社会や国際社会に貢献していく所存です。
最後に、シンポジウムや短期コースに参加してくださった皆様、そしてご協力いただいた関係者の方々に心より感謝申し上げます。