本年度も長崎大学感染症研究出島特区ワクチン研究開発拠点では、感染症疫学および数理モデリングに関心をお持ちの学生・研究者の皆様を対象に、以下の通りサマーコースを開催いたします。感染症疫学の専門知識は、今日のグローバルヘルスにおいてますます注目を集めています。
本コースでは感染症の拡大メカニズムや公衆衛生上の意思決定に必要な知識を、実例を交えて学ぶ貴重な機会となっております。
本年度は国立健康危機管理研究機構(JIHS)との共同開催となります。
コース名:
Introduction to Infectious Disease Epidemiology and Modelling
期間:
2025年7月28日（月）～8月4日（月）
・7月28日（月）12:50～17:40
・7月29日（火）～8月1日（金）10:30～17:40
*7月31日（木）18:00～ ネットワーキングイベント
・8月4日（月）8:50～12:00
会場:
長崎大学 坂本キャンパス グローバルヘルス総合研究棟
形式:
対面による講義およびグループワーク
言語:
英語（同時通訳等の用意はありません。）
受講料:
無料（移動費・滞在費は参加者負担）
対象:
感染症疫学やモデリングに関心のある、フラグシップ拠点、シナジー拠点及びサポート機関に属する学生・研究者、及びJIHS職員
※SCARDAプログラムへの関与の有無は問いません
※外部参加者も若干名受け入れ予定（下記までお問合せください）
目的:
・感染症疫学とモデリングの基本概念を紹介
・感染症の拡大パターン、公衆衛生上の意思決定に必要なデータ、データ解釈の落とし穴について議論
・感染症アウトブレイク初期の対応事例を紹介
この入門コースでは、感染症疫学における基本的な考え方や原則を学びます。必要に応じて、感染拡大の動的な性質を理解するために数学的モデルも使用します。ただし、このコースはモデラーとしての訓練を目的とするものではなく、将来モデラーと協働・対話するための「共通言語」を身につけることを目的としています。数学的スキルは不要ですが、疫学における数学の活用に興味があることが前提です。
講師陣:
・Akira Endo (Nagasaki University/National University of Singapore)
・Fuminari Miura (NU/National Institute for Public Health and the Environment, Netherlands)
・Alexis Robert (NU/London School of Hygiene & Tropical Medicine)
・Simon Procter (LSHTM)
・Sungmok Jung (NU/University of North Carolina, Chapel Hill)
・Arata Hidano (NU/LSHTM)
・Ryo Kinoshita (National Institute of Infectious Diseases)
・Kaja Abbas (NU/LSHTM)
・Su Myat Han (NU)
・Yuki Furuse (University of Tokyo)
・Kiesha Prem (NUS/LSHTM)
・John Edmunds (LSHTM)
・Claire Smith (UNC)
・Laura Skrip (NU/LSHTM)
申込:
6月30日まで（定員に達し次第締切ます）
SCARDAフラグシップ拠点、シナジー拠点及びサポート機関の方は、ご自身の所属機関からの案内をご確認ください。
その他の方は、下記【お問合せ】よりお願いします。
お問合せ:
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