『無視されている古き友、寄生虫を思い出そう―大切な忘れ物の勉強―』が出版されました

熱帯医学グローバルヘルス研究科の木村英作客員教授が著者をつとめた
『無視されている古き友、寄生虫を思い出そう―大切な忘れ物の勉強―』が感染症研究出島特区企画のもと、長崎文献社から出版されました。
 
新型コロナウイルス感染症パンデミックの喧騒からやっと日常が返ってきた今、我々は次のパンデミックに備える必要があります。
本書は、寄生虫学の専門家である木村英作客員教授(長崎大学熱帯医学グローバルヘルス研究科)が世界中の科学論文から得た科学的根拠に基づき、人類と寄生虫の共生について独自の視点から執筆したものです。
医学の専門家から一般の読者まで幅広い層を対象としており、次なるパンデミックに備えるためにも貴重な手がかりとなるでしょう。
(長崎大学感染症研究出島特区 特区長 森田 公一)
 
秋田に生まれ育った昆虫少年が医師になり、エチオピアの天然痘撲滅計画や途上国でWHOの寄生虫研究・対策に参加し、愛知で医学部寄生虫学の教授になりました。
そしてこの長崎大学で4年かけて本書を執筆されました。まず「はじめに」を、そして次に「あとがき」を読んでください。
核兵器や気候変動・感染症も含む自然災害で人類が滅亡の危機に瀕する時が迫っているのではと心配されています。
貴重な木村英作語録が最初から最後まで散りばめられています。その究極が「ムシさんありがとう」です。「どうして?」と思った方はぜひ本書を手にとってみてください。
(長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科 研究科長 北 潔)
 

詳しい内容や目次などの情報は、ぜひ出版社のウェブサイトからご覧ください。

https://www.e-bunken.com/shopdetail/000000000518/

 

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